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2015年8月8日(第三部) 小さなおじさんの功績

裁断、下ごしらえ、接着まで済みました。
裁断、下ごしらえ、接着まで済みました。

今宵も更けて参りましたね。
ぼちぼちウィスキーでも舐めて参りましょう。
那須は涼しくて快適な夜です。
今夜はそちらも涼しいんでしょうかね~。

さて、ペアの名刺入れ作りの続きですよ。
すっかり接着まで済~みま~したっ。

例えばさっ、夜な夜な小さいおじさんが出てきてこさえてるとしまして。
ここまで進んでたら、すっごい感謝する。
「サンキューっ、おじさん。腕あんねっ」つって。
したっけさっ、小さいおじさんも照れながら「お前もなっ」なんつって打ち解ける感じで。
やっぱさっ、小さな一歩の法則は偉大だと思うのであります、はい。

そうそう。
ここんとこ毎晩のようにクダ巻いてきましたけどもね。
ひとまず今夜までです。
それでは、良い週末を。

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2015年8月7日(第三部) 千本針はおそろしや

革の蝶番の凹の部分を仕上げています。
革の蝶番の凹の部分を仕上げています。

今宵も更けて参りましたね。
ぼちぼちウィスキーでも舐めて参りたいと思います。
週末ですからね、ちょっと良い気分になってたりしますか?
「ならっ」つって、ちょっくら濃いめにしても良いですかね~。

さて、オーダーメイドのペアの名刺入れも一歩進みまして。
蝶番の凹のとこ、仕上げてますよ~。
なんだかちょっと艶も出てる感じ、伝わるでしょうか。

ひょっとして…
夜なよな千本針のような話をしてることに、気付いてしまっていませんか?
周りを見渡してっ。
大丈夫?変なのいませんか?

な~んちゃって。
…昔話とかでさっ、命のロウソクみたいな話があるでしょう?
みんなに一本ずつ寿命のロウソクがあるって話。

なんだかさっ、そのロウソクを少しずつ作品に移し変えてる気がするんです。
それはとっても楽しいことでして。
なにやらずっと遠くまでつながている気がする、夢のような仕事。

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2015年8月6日(第三部) もし心からやりたいことがあるなら

ポケットのパーツ全パーツ、下ごしらえ完了です。
ポケットのパーツ全パーツ、下ごしらえ完了です。

今宵も更けて参りましたね。
こっちは嵐のような夕立でしたが、大丈夫でしたでしょうか。
ぼちぼち、クダでも巻いてゆきたいと思います。

さて、ペアの名刺入れ作りの続きです。
また今日もちょこっと進んでますよ。
全部のポケットの革の下ごしらえがすっかり済みまして。
床(トコ:裏側)やコバ(裁断面)の下ごしらえ。

ヌメと茶では、トコの色味が違うのが伝わるでしょうか。
でも、どちらも無色の樹脂で磨いてるんですよ。
革の中まで染める芯通し染めの特徴ですね~。

わけあって手順がいつもと違いますけども。
コツコツ着実に進んでますよね。

これ見てると、いつも思うんですよ。
やりたいことがあったら、ほんの少しでも進めたらいいんだって。
もちろん、押し付けダイエットとか英語の勉強とかじゃないですよ。
無理にやる気を出す必要の無いような、大切なことがあるなら。
To Be おじさんは応援します。

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2015年8月5日(第三部) なんとなくかっちょいいクリンっとした曲線

右手で名刺を取り出すのに合わせた曲線です。
右手で名刺を取り出すのに合わせた曲線です。

今宵も更けて参りましたね。
ぼちぼち水割りでも舐めて参りましょうか。

今日も一歩すすめてますよ。
ペアの名刺入れ。
一枚ずつ、床(トコ:裏面)とコバ(裁断面)の下ごしらえしました。
これは自分の名刺のストックを入れとくポケットになる革です。

独特な曲線で下ごしらえにも手間が掛かるとこ。
なんとなくかっちょいいからクリンっとしてるわけじゃないんですよ。
左手に名刺入れを持って、右手でつまみ出すときに最適な曲線です。

神は細部に宿る。
私の大好きな建築家さんの言葉です。

な~んて。
酒でも飲みながらじゃ無きゃ言えたもんじゃないですけども。
気後れしちゃって。

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2015年8月4日(第三部) やっぱ、コツだよ

革を折り畳んで蝶番を作っています’(最上段)。
革を折り畳んで蝶番を作っています’(最上段)。

今宵も更けて参りましたね。
そろそろクダ巻いてもよい時間でしょうか。

撮りましたのは、ペアの名刺入れ作りの続きですよ。
一番上の列、折り畳んで蝶番をこさえております。

…ツルッとやってるようで、ちょっとコツが要りますよ。
折り畳むとこに、革の裏からほんの少し水を入れます。
表側に染みがでないくらい少しだけ。
したっけ革が素直になりまして。

そう言えば、我慢せずに痛み止めを飲むのもコツかもねって思いました。
痛いの我慢して動いてると、体の使い方が不自然になる。
あれ?輪島功一かな?って動きをしてますとね。
関係無いとこも、アチコチ痛くなってきまして。
薬を飲んで普通に動かしてると、治りが早い感じです。

やっぱ、意地も張りどころですな。

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2015年8月3日(第三部) 寝酒を旨くするコツ

オーダーメイドのペアの名刺入れ用の革の裁断が済みました。
オーダーメイドのペアの名刺入れ用の革の裁断が済みました。

今宵も更けて参りました。
ぼちぼち水割りでも舐めて参りたいと思います。

寝るのも死ぬのも似たようなもんだって、誰か言ったけど。
要するに「寝酒が旨いのは幸せだ」ってことかもね。

さて、オーダーメイドのペアの名刺入れ作りの続きです。
革の裁断が済みましたよ~。
大切な記念品として、2つ足並みをそろえて進めてゆきたいと思いま~す。

大切な決まりとしまして、頼まれた順番にこさえるってことで。
今これに掛けられる時間は限られてますけども。

それでもしっかり工程は進んでゆくもので。
ちょっと気付いちゃったかも。
寝酒を美味しくするコツかも知れません。

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2015年8月2日(第三部) やっぱ良いものはよい。1ミリ革への深い刻印

ペアの名刺入れ作りは、蝶番部分の穴あけまで進みました。
ペアの名刺入れ作りは、蝶番部分の穴あけまで進みました。

日曜の夜も、更けて参りましたね。
そろそろクダ巻いていきたいと思います。

今日は結局、薬に頼りまして。
酒もコーヒーもそこそこ飲むのに、薬は効きやすい体でしてね。
耐えかねまして、痛み止めを飲んで酒を呑むという…
いえいえいえいえ、アレなんですよ。
心優しい貴方が眉をしかめるのが目に浮かぶようです。
分かっててやってますし、今夜だけです。

さて、オーダーメイドのペアの名刺入れ作りの続きいきますよ~。
型紙よりちょっと大きめの革にお名前を打刻した革も乾きまして。
改めて正確に裁断しました。
この手法は手ごたえありです。
ギリギリに打たれてるように見えて、裁断も正確です。
手間は掛かるけど、コレを知ったら戻れそうにないです。

わずか1ミリ厚の革の端っこに、でかい刻印が深く打たれてる。
それを実感してもらえたら嬉しいなぁ。
つっても、なかなか伝わるものでも無いかもです。

そういうところこそ、大切にしてゆきたいな。
ここで喋っちゃってるのはカッコ悪かもですけどもね。
完全に口を閉ざすには、私は貪欲過ぎて。