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2013年12月16日 才能とか技術とかはあんまり関係ないですね

製作が進んでいるのが分かるでしょうか
製作が進んでいるのが分かるでしょうか

進んでいるのが分かるでしょうか。
名刺入れと二つのブックカバーの制作の様子です。

真ん中あたりのパーツに、金色の鳥のようなコンチョが付いてますねー。
これが、買う人いないだろうなーって言いながら面白がって作っているものです。

鳥の形をした真鍮のコンチョ、かっちょくないですか?
真ん中に埋め込まれてるのはターコイズです。
こういうね、止むに止まれず、思いだけで作っちゃうようなのは、才能とか技術とは、関係の無いとこですね。きっと。

さて、イベントまで一週間となりました。
間に合うといいなー。

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2013年12月7日 大切なことを選ぶときのコツなのかね?

人気者と人気者の特徴を合わせて…
人気者と人気者の特徴を合わせて…

人気者と人気者を掛け合わせたら、すごい人気になんのかね?
…という、実験のようなもの。
個性的なレザーの蝶番のブックカバーを、草木染めの黄丹(おうに)色の糸で人気の材料で作ってみよーっつって。

実は、この組合わせはですね、二つの点で後回しにしてました。
技術とコストに問題がありまして。

…ふとね、新卒のときのはじめての就職を思い出しまして。
物事ねー、お金とか待遇みたいな条件だけで選ぶと、ろくな目にあわないのかも知れず。

そんなこんながありまして…
イベント用に “レザー蝶番の黄丹(おうに)” ブックカバーに挑戦中。これから手縫いでーす。
うまくいけば、可愛くてカッコイイ品になるはずなのですけども。

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2013年8月2日 心を込めて、作ろうじゃないか

裁断が終わったブックカバーのレザー
裁断が終わったブックカバーのレザー

ご近所の薬局に向かう。
ツバメが子育てしていて和むのです。
「ぴ~よぴよっ、ぴ~よぴよっ、そろそろ巣立ちですねー」なんつって。

んっ?
目に見えたものが信じられず、しばし空を見る。
気を取り直してもう一度。

巣が、落ちてる…カラスか蛇か…

…さて、そんな日常のささやかな物悲しさを胸に秘め、続きを作っていきます。

ブックカバーに使うパーツを全て裁断しました。
これで、レザークラフトのキットの状態ですね。

…それにしてもツバメの巣。
仕方のないこと。自然のルール。
それにやつらはね、私よりもずっと強い。
つがいのツバメは「次だよ次」なんて、言い合ってるに違いないのだ。

ひるがえって思う。
心を込めて、作ろうじゃないか。

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2013年6月19日 黄丹の糸の、螺旋のしおり

黄丹の糸を螺旋に編んだしおり
黄丹の糸を螺旋に編んだしおり

黄丹(おうに)色の糸を螺旋状に編んだしおりです。
レザーのスティック部分を、本の背に差し込むなどして使います。
ちなみに、先に付いているのは、ローズクォーツ。直径10mm程です。

今回、レザーブックカバー作りの中で頂いたメッセージを見て、なにげなく作ってみたくなりました。

螺旋にすることで、手仕事で染められた糸の面白さを受け取ってもらえるような。そんな気がしまして。

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2013年6月15日 床面磨きの模様(A5版ブックカバー用のレザー)

A5版ブックカバー用のレザー
A5版ブックカバー用のレザー

裁断したA5のブックカバー用のレザーです。

床面(とこめん:レザーの裏側)に糊の入ったワックスを塗り、ガラス板で磨きます。
肌触りもツルっとして、すぐに、軽い光沢が生まれます。

レザーには、栃木レザーという老舗のものを使っていますが、あまりウェブでは高らかにはうたっていません。
思えば、良いアピールポイントになりそうなものです。もったいない。

…さて、はやく続きを作りたくなりますが、乾くのをゆっくり待つとしましょう。

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2013年3月31日 糸色の名は“セピア” – 一生ものブックカバーづくり

マクラメ糸の色の名は“セピア”
マクラメ糸の色の名は “セピア”

“一世風靡セピア” をおぼえていますか。

1980年代の気合の入ったティームですね。バンドでは無かったと思います。「♫前略、道の上より」とか。いやあ懐かしい。

さて、写真はコーヒーブラウンのレザーブックカバーを縫っているところです。
こちらは、マクラメ糸で縫っています。
マクラメ編みの永田先生に紹介していただいた糸です。

そして、この糸の色の名前が、実は “セピア”。
追憶の符号のような言葉ですね。

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2013年3月28日 レザーの下ごしらえ

レザーの下ごしらえ。裁断、そして面取りとヤスリ掛け
レザーの下ごしらえ。裁断、そして面取りとヤスリ掛け

ナチュラルレザーの風合いも良いですね。
色といい、柔らかい肌触りといい。

特に、今回使っているのは“ベリー”と呼ばれる牛のお腹側に近い場所なので、ふわっとしてます。
“ベリー” は繊維が緩くて、表面がぼこぼこしてて、高価でも無いので、ベルト等には使われません。普通。
切った面にヤスリを掛けると、繊維がぽろぽろ引っ掛かるし。

だけど、その “ベリー” を使ったベルトに出会ったことがあって、迷わず買いました。
今でもたまに使ってます。お気に入りですね。

…さて“一生もの”のレザーブックカバー。
二色とも、まだ下ごしらえです。