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2014年5月28日(第二部) ぷっくり加工の “型” のテスト

レザーに図柄を浮き上がらせるエンボス加工
レザーに図柄を浮き上がらせるエンボス加工

ぷっくりしました。レザー。

こちらは、絵を浮き上がらせるエンボス加工のテスト中ですよ。
オーダーメイドのタグキーホルダーです。

まず、たっぷり水をレザーに含ませ。
レザーの吟面を型に合わせ。
裏側からグッと押し込みます。
表がどうなってるか分かりません。
だから外枠も必要なんですねー、ずれないように。

ちょっと押しが甘いとこもありますけど…
なかなかなんじゃないですかね。どうでしょ。

押し込む道具も手作りで、かなり細めです。
でもまだ、もう一つ甘い…
細くし過ぎるとレザーに穴が開いたりするんですが、そこは自分の感覚を信じて。
本番では鉄鉛筆も使ってみようかと考え中です。

一部、型が壊れました。
本番は一回勝負のつもりで取り組まねば。
乾いたら、まず型の修理です。

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2014年5月27日(第二部) “型” が形になりまして

エンボス加工用の “型”
エンボス加工用の “型”

いやーっ、蒸し暑かった、昼間。
ここ避暑地の那須でも蒸し暑いんだから、もっとムシムシだったかも知れませんね。

さて、“型” が形になってきました。
ダジャレじゃ無いですよ。念のため。
オーダーメイドのタグキーホルダー用の型です。この図柄をぷっくり浮き上がらせます。

どっすかね?なかなか形になってきたでしょう?型だけに。

基本に忠実ならね、型もレザーで作るんですよ。床革って言う、吟面を剥がした残りの部分で。
それに、ここまで細かい細工には向かないんです。

それでも、やってみたいなーっていう気持ちの方が大きくて。
でもこのままじゃ、きっと無理。うまくいかない予感があります。
接着剤が乾いたら、石油系の樹脂でコーティングしようか考え中です。

挑戦的な手法なので、結果は分かりません。

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2014年5月26日(第二部) 私の右はあなたの左?

型は左右も凸凹も逆に作っていきます
型は左右も凸凹も逆に作っていきます

ふ~っ…と、ひと息。
あー、月曜の夜か。ひょっとしたら今頃、同じように感じてるかも知れませんね。
こちら那須では、冷たい雨も降ってまして。

さーて、レザーの型作りが進んでます。型に合わせてぷっくり膨らませる型です。
集中してたら結構汗かきました。

右と左は逆に。
膨らましたいところに、穴を開ける。
…とまあ、逆、逆にこさえていくわけです。

天の邪鬼ですよね?じゃじゃ馬ですよ。
「右向け~みぎっ」つったら左向くような感じかな?
でも「…右向いたよ?あなたから見て」なんて言われたら、ちょっとドキッとするかもね。

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2014年5月25日(第二部) 左右反転の型作り

図柄も台紙も左右逆に描きます
図柄も台紙も左右逆に描きます

ぽっかぽかの日曜日ですね。
気を許すと頭までぽっかぽか。
たまにはそういうときも良いもので。

さて、こちらはタグキーホルダーの制作会場です。

“型” 作りを進めております。
レザーをぷっくり浮き上がらせるためのもの。

昨日貼り合わせた型の材料になる厚紙は、もう少し乾かしまして。
もう表は乾いてますけど、騙されませんよ。こう見えてとんちが利きますからね。

自慢にならないのですが、絵は苦手でして。あと彫刻的なのも。
しかも、左右反転して、鏡状に描きます。
ほぼ左右対称の図柄なのは、正直、助かりました。
それでも図柄を拡大コピーして、タテヨコ斜めに線を引いて、にらめっこしながらですけども。

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2014年5月24日(第三部) レザーのエンボス加工の準備

エンボス加工の型作り
エンボス加工の型作り

なんだかちょっと可愛いと思いませんか。
マンガに出てくるサングラスみたいで。
これが今回の型紙です。
こちらはオーダーメイドのタグキーホルダーの制作の模様でーす。

左手の方がポイントでして。
トランプでもこさえるの?みたいにカード持ってるでしょう。
手作りの子供トランプみたいなの。

これから、この厚紙を4枚ずつ貼り合わせていきます。
すると、厚さ約2ミリの紙と糊の塊が3つできます。
レザーを浮き上がらせる型の材料です。
乾かすのに時間がかかるし、何より作り直しになる可能性も十分あるしで。

紙とはいえ、固まると強いですよ。コンクリートみたいで。
水には弱いですけどね。ネコみたいに。

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2014年5月23日(第三部) 考え事に良いのは何かな?…そう、散歩だね

紙の試作品(オーダーメイドのキーホルダー)
紙の試作品(オーダーメイドのキーホルダー)

いや~。昨日の夜はぼんやりしちゃいまして。
気持ちは、作り続けたかったんですけど。
ぼんやりぼんやりしながら…

…図柄を浮き上がらせる加工をするなら、厚くても1ミリだろうなー。
でも、反対側がデコボコになるの押さえたいから、2ミリ欲しいなー。
縫えばいいか?フックを取り付けるループあたりで。
ん?
周りが “かがり” で、そんなちょこっとだけ縫うの?かっこ悪っ…

…なんて考えが、行ったり来たりしてました。
やっぱり、眠いときはアレですね。

それで、今日になって散歩してたら、すぐに解決策が浮かびまして。
1ミリのレザーでグルッと周りを作って、内側に端をすいたレザーを挟み込めばベストでしょう。
なんでこんな簡単なこと思いつかなかったんでしょう。
もうね、戻ってきてすぐに紙工作ですよ。試作してみました。

ちなみに、右上に写ってるのも “かがり” です。
試作で “かがり” は無茶なので、サンプルで。
レザーをレザーレースで縫う?編む?手作りならではです。

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2014年3月27日 お客様の声(“The River” オーダーメイドペンダント)

お客様から頂いた写真1(オーダーメイドペンダント "The River")
“The River” 1

本日は、お客様の声をご紹介させて下さい。

個性的なコンチョのペンダントながら、派手ではありません。
幾度も、イメージやアイデアをお客様と相談しながらが完成したペンダントです。
そして、まるで不思議な力を秘めた姿として生まれました。
お話しするのは控えめにしていますが、それは、持つ人の心に寄り添うような物を作りたいという私の思いにも適うものとなりました。

それでは、尊敬する撮影技術をお持ちのお客様に撮っていただけた写真とともにお伝えいたします。

*写真はクリックで拡大できます。(ホームページの仕様により縮小しています)
*お客様の許可を得て掲載しています。

お客様の声(“The River” オーダーメイドペンダント)

I got a new works made by Your Side Door(ユアサイドドア) last week!
This pendant was named “The River” after a song by SENTENCED.
These three leather straps look like streamflow, and they symbolize rotation, flowing and fluctuation. And a little feather is floating in the stream. There are many metaphors.
I had the artist engrave two initials on the connections of the leather parts. Each of them is very important for me. It’ll be my talisman for me from now

お客様から頂いた写真2(オーダーメイドペンダント "The River"
"The River" 2

*******************
What can I do now except see this through
and float with the stream, off the shore
– see where the river will take me
– see where the river will take me…

“The River” by SENTENCED

お客様から頂いた写真3(オーダーメイドペンダント "The River")
"The River" 3