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2016年12月1日 勉強熱心な大人の貴方のペンケース

革のペーんケースの本体とフタが縫い上がりました
革のペーんケースの本体とフタが縫い上がりました

今夜もリラックスタイムにこんばんは、 ToBe です。
ひとり寂しくウィスキーなわけですけどもね。
ますます独り身には厳しい季節になって参ります…

さておき、ペンケースの本体とフタが縫い上がってますよ~。
箱を縫うのはまだまだ数稽古が少ないですけどもね。
よい雰囲気になってると思います。どうでしょねっ。

革は、本体がヌメ革でフタがアニリン革です。
ちょいちょいお話してますけども、またちょっとお話しようかな。

両方とも植物タンニンなめしという方法で皮から革になってます。
最初は人の唾液でなめしていたらしいんです。原始時代ね。
それが古代に植物のタンニンを使うようになったそうな。

この古代っていう響きがね~っ。また好きなんですよ。
学生時代にね、紀元前3世紀くらいの地中海あたりを研究してたこともありまして。
そのあたりが古代の始まりですかね。

さてこのタンニンなめしは工程が20以上もあるってことでね。
時間だって何カ月も要るってことで、今はレアです。

市中で見かけるのはほとんどクロムなめし革という手早いもの。
質が違うので、どっちが上ってことは無いのですが…

縫い上がってもぐにゃぐにゃ曲がります
縫い上がってもぐにゃぐにゃ曲がります

実際に見て触って、臭いをかぎまして。
すごく自然な感じがします。

なので、ペンケースって言っても完全に大人向けです。
勉強熱心な大人のペンケース。

私のお客様は勉強熱心な大人の方だってことは、もう知ってますから。
それでは、よい宵のひとときを。

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