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2014年12月10日 削り具合の感覚知

差し込むだけで外れない蝶番
差し込むだけで外れない蝶番

接着もしていないのに、しっかりくっついてる蝶番。
歯と歯を差し込めるとこまでヤスリで削りました。ちょいキツメに。

物を作ったり設計したりする方は凄く詳しい話なんですけども。
例えばね、金属でもって直径1センチぴったりの棒と穴を作ったとします。
したっけさ、穴に棒は入らないんですよね。

柔らかいレザーだって、似たことが起きまして。
蝶番の歯はぴったりの幅で切ってるので、そのままじゃ入らないんです。
それでヤスリで削って入るようにしたってわけです。

「じゃ、はなっから小さめに切れば、い~じゃないの~?」って思いますかね。
えっと、なかなか難しいとこなんです。
この後も、蝶番を綺麗に仕上げるために繰り返しヤスリを掛けてゆきまして。
終いにはつるっと磨きます。

最初のヤスリ掛けをキツメで止めておくのも、まだまだ感覚的な話なんです。
「うん、大体このくらいだと上手く仕上がんだよね」みたいな。

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