たった一つのゴールを決めるために。
裏方の皆さんがもう、みんな捨て身。
必死につないでいくような姿は美しいかも知れません。
…さて、そんなわけで、こちらオーダーメイドの作品作りの模様です。
まずは痛んだ押し型を修理しまして。
鼻のとこが弱点に見えるかも知れませんが、鼻のとこが弱点です。
そこだけ新しくなっているの、伝わるでしょうか。
何か剥がされた跡もありますね。
これは前回の外枠です。一つの物を完成させた誇りの傷痕です。
そして、今回は水滴のような形に枠を作りました。
最終的には円形になりますが、一旦、このようにして一目で方向が分かるようにしております。
押し型の糊が乾いたら、例のレザーをぷっくり膨らませる工程です。
チャンスは一度きりと思って参ります。いざっ。