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2014年5月9日 今度はね、牛の背中のレザーについて

牛の背中の部位(ベンズ)での制作
牛の背中の部位(ベンズ)での制作

連休明けの一週間、疲れたんじゃないですか?
ちょっとね、よもやま話でもしましょかね。

もうお馴染みじゃないかな。
陰で作っていた蝶番のブックカバーの途中経過です。

繰り返し撮っている作品をなぜ今日も…
それはなぜか?
革の特徴が良く分かりまーすので。
知りたい?どっちでもいい?

少し前に、牛のお腹の部分のベリーっていうレザーの特徴をお話したの、覚えてますかね。
ボコボコしてるとか、繊維が緩くて柔らかいとか。
それでさ、仕上げのヤスリ掛けと磨きを4回も繰り返したとかねー。

ところがどっこいしょ。
今回のは、ベンズと呼ばれる背中の部位のレザーで作ってまして。
側面も裏面も、たった1回の仕上げ。
たった1回でこの仕上がり。
写真だと、ちょっと表だか裏だか分からない位でしょ?そりゃ言い過ぎかな?床面(とこめん)、裏ですよ。

細かい繊維が緊密なベンズならではです。
やっぱ優等生ですなー。ベンズ。
ほらっ、なんだか名前もさ、お高級な響きがあるもん。

私はどっちも好きですけどね。

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