なんでもかんでも手間を掛ければいいってわけじゃ無い。
…というわけで、探しました。理想的なバックル。
「惜しいっ。もうちょっと」というのはあるんですけど。見付からないですねー。
あっ、このところ作ってるオーダーメイドの三重巻きのブレスレットの話です。
三重巻きのブレスって、ほら、金具に対してレザーバンドが斜めから入ってくるんですよ。
バックルに通した後のレザーの流れを作りたいのです。
その自然な流れを壊したくないってとこがポイントです。
外側に広がらず、さりとて内側に押し込まず。左右には自由に流れるように。
というわけで、作りましたとも。
オーダーの三重巻きブレスレット用の金具です。
左に写っているのが溶接直後。右が、磨いた後の様子です。
日型のバックルです。漢字の“日”の形だから日型です。
お尻の方を扇状に広げて、一段高くしました。
うーん…
決して派手ではないし。
面白いもの出来たんじゃないですかね?
ちょっとしたチャームポイントになってんじゃないの、これ?
見たことある人いないですよね、この形?
ツルっといらっしゃるかも知れませんけど。そしたら少し残念。
…確かに、なんでもかんでも手間を掛ければいいってわけじゃ無いです。
でもね、無いものは作らないと。
よーし、次は、レザーの文字部分とベルト部分のつなぎ方を工夫です。